2008.10.27 球磨常楽では、芋焼酎の仕込みが始まりました。
常楽酒造で造る芋焼酎の原料【黄金千貫】を栽培している地元の契約農家(石松様)より、掘りたての芋が毎日持ち込まれています。弊社は今、芋焼酎の仕込み真只中です。毎日甘い芋の匂いが漂っています。
これからの寒い時期は熱燗で呑む焼酎が特に美味しくなります。

焼酎造りにおける杜氏の役割はとても大切です。原料の選別に始まり、麹やモロミの温度管理、蒸留、濾過、貯蔵熟成まで焼酎製造の全般にわたっての責任者です。出来上がった製品が顧客に支持されるかどうかで杜氏は評価されます。杜氏には、蓄積された経験と感性の高さ、そして焼酎造りにかける情熱が要求されます。伝統の製法にこだわりながらも、味と香を追求して焼酎造りに取り組んでいます。
(弊社杜氏:蔵座 幸一:コメント)
原料芋を厳選し、黒麹で丁寧に仕込み、旨味成分を大切にして丹精を込めて醸造した芋焼酎ならではの、香ばしさもあり、ふくよかで丸みがありやわらかく膨らんでゆく芋の香りと、芋焼酎本来の旨味をたっぷりと含んだ昔懐かしい味わいの芋焼酎が弊社の地元(球磨地方)より生まれます。甘い味わいは、杜氏の高い技術があってからこそです。
やはり、球磨の気候と風土、それと球磨川の伏流水は、酵母を元気に育ててくれます。蒸留が待ち遠しいです。乞うご期待。
→常楽酒造(株)ホームページ
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