2008.5.26
こんにちは。栃木の地酒「澤姫(さわひめ)」醸造元、(株)井上清吉商店の杜氏役を務める井上裕史と申します。
杜氏って言うと年配の職人さんのイメージがあるかもしれませんが、自分、実はまだまだ33歳の若輩者であります。それでも師匠である前杜氏が急病引退したのが、僕が25歳の時だから、考えてみりゃ早くも9年のシーズンを杜氏として過ごしてきたワケなんですね。時が経つのは早いもんです。
さてさて、僕の自己紹介はこの辺で…。
今日は初回という事で、ウチの蔵の紹介をさせて頂きます。
創業は明治元年(1868年)。奥州街道の宇都宮を出て最初の宿場町・白澤宿に蔵は位置しています。宿場の名にちなみ、「澤」という字の持つ清冽で爽やかなイメージと、「姫」という字の持つ優しく優雅なイメージ、この2つが共存した末永く愛されるような美酒を醸そうと、銘柄を「澤姫」と命名したと伝えられております。ここは水車が廻る、とっても水と空気がキレイな場所ですよ。
まあ…ただのイナカとも言いますが(笑)
蔵のこだわりとしては、「真・地酒宣言」というコンセプトを掲げています。胸を張って本物の栃木の地酒だと言える様に、澤姫では普通酒から大吟醸の鑑評会出品酒まで、全製品の原料に地元・栃木県産米を100%使用しています。地酒造りを通して、愛する故郷・栃木県の魅力を全国の地酒ファンの皆様に伝えていきたいとの一心で頑張っています。
というより…どうせ日本一の酒を目指すなら、地元の原料で目指したいですからね!それが僕達、澤姫蔵人のプライドです。
ああっ、もっと書きたいトコロだけど文字制限がっ!それでは皆様、次回の更新をお楽しみに!!
→(株)井上清吉商店ホームページはコチラ
|