TOPページふるさと蔵元紀行清酒(株)北川本家


京都 (株)北川本家

 

2009.3.2 「ふるさと蔵元紀行」第4回目


ご覧頂きありがとうございます。

清酒「富翁」醸造元の株式会社北川本家と申します。ご愛飲頂いている方、ご存知の方、
いつもありがとうございます。初めて知った方、富翁(とみおう)と申します。名前を覚えて頂けたら幸いです。

さて、今回は昨年末から順番にあがってきております、新酒についてお話しいたします。「新発売」という言葉と同じで「新酒」というのはいつまでが「新」なのか分かりづらい言葉ではありますが、通常はお酒が出来上がってから6月末までを「新酒」と呼んでいます。



富翁でも昨年11月末に今年度最初の新酒が上がってきました。この「新米新酒しぼりたて」「無濾過生原酒」につきましては、ご好評いただきまして今年度の発売は終了いたしましたが、昨年12月の年末も押し迫ったころから発売しております「大吟醸純米ささにごり」は夏(6月末)までの期間限定で発売しております。(生酒のためクール便でのお届けとなります。) ぜひ、このフレッシュなお酒をご賞味ください。

春へ向けて三寒四温の言葉通り温かくなったり、また寒くなったりします。温かいときは冷酒で季節をお楽しみいただき、寒いときはお燗をしたお酒で体の中から温まってください。



※写真で、氷漬けされているのは「斗瓶」といわれる瓶で1斗(1升×10本分=18リットル)入る瓶です。新酒を絞る際、お酒を受けたり貯蔵したりするのに使います。

→(株)北川本家ホームページはコチラ

 

 

2008 「ふるさと蔵元紀行」第3回目


新年明けましておめでとうございます。清酒「富翁」醸造元の株式会社北川本家と申します。ご愛飲頂いている方、ご存知の方、いつもありがとうございます。初めて知った方、富翁(とみおう)と申します。名前を覚えて頂けたら幸いです。

さて、今回は今年のお酒の仕込みについて、お話しいたします。お酒を仕込む際、非常に重要なのが「温度」です。当社では晩秋から早春にかけての寒い時期に仕込んでおります。これは、一定の温度の範囲内でないと思い通りに発酵してくれないというのが大きな理由です。そのため、寒すぎるときは温めたり、逆に暖かすぎるときは冷やしたりします。また、お米に関しても年によって溶けやすかったり溶けにくかったりします。

昨年度は伏見のある京都の南の方でも雪が積もるなど寒すぎたのですが、今年度は暖冬で逆に冷やす必要がありました。やはり「生き物」と「天候」を相手にお酒を醸しておりますので、決まったことをすれば決まったお酒ができてくるのではないのが酒造りの難しいところであり、面白いところでもあります。



麹米です。室から出てきてすぐの段階は熱を持っているためしばらく冷まします。



櫂入れ(かいいれ)中です。 中にあるお米を潰さないように均等に混ぜるには、力とともに技術も必要です。



発酵中の醪です。 ぷつぷつと泡が出ているのが、お酒(といってもお酒になる前の段階ですが、、、)が 生きている証拠です。

→(株)北川本家ホームページはコチラ

 

  2008.8.27 「ふるさと蔵元紀行」第二回目


ご覧頂きありがとうございます。清酒「富翁」醸造元の株式会社北川本家と申します。ご愛飲頂いている方、ご存知の方、いつもありがとうございます。初めて知った方、富翁(とみおう)と申します。名前を覚えて頂けたら幸いです。

さて、今回は2回目ということで、日本酒の原料となるお米の現在の状況をご報告させて頂きます。

前回の更新(8月25日の初回分です)にて、お世話になっている河北農園さんまで社内から田植えのお手伝いに行ってきました、とお伝えしました。その後、今年の天候は雨の量が例年より少なかったものの田んぼの水が枯れるほどではなく、また例年より少し気温が高かったものの大きな影響はなかったとのことで、稲の方も分割が進み順調に生育しています。ただ、今年は台風が少ないとはいえ台風が心配とのことでした。刈り取りまでは約1ヶ月ほどありますが、農家の方々のお仕事が徐々に忙しさが落ち着いてくると、酒蔵は徐々に酒造りの準備が始まり、逆に忙しくなって参ります。忙しい時期ではありますが、農家の方々に精魂込めて作っていただいたお米がお酒になっていく経過に心を躍らせることが出来る時期でもあります。


昨年心を躍らせつつ醸したお酒が、暑い夏を蔵内で過ごし熟成が完了しましたので、「富翁純米吟醸 ひやおろし 720ml」として、9月9日より発売いたします。

また、同じく今年の初めに仕込みましたお酒が、全国新酒鑑評会にて金賞を受賞いたしました。このお酒を「富翁 金賞受賞酒 720ml」として発売いたします。数量限定2500本となっておりますのでお早めに!


→(株)北川本家ホームページはコチラ
 

  2008.5.27 「ふるさと蔵元紀行」第一回目


北川本家

ご覧頂きありがとうございます。清酒「富翁」醸造元の株式会社北川本家と申します。ご愛飲頂いている方、ご存知の方、いつもありがとうございます。初めて知った方、富翁(とみおう)と申します。名前を覚えて頂けたら幸いです。


さて、今回は初めての回ということで、弊社の紹介をさせて頂きます。

江戸時代初期、宇治川(淀川の上流)沿いにある豊後橋(観月橋、京都市伏見区)の近くで「鮒屋(ふなや)」という船宿を営んでいた初代四郎兵衛が、宿のお客様に出すために酒を造り始めたのが「富翁」の酒造りの始まりです。

酒株制度が制定された明暦三年(1657年)、伏見には既に83軒の酒蔵がありました。鮒屋で造った酒は、「鮒屋の酒」として伏見から大坂(大阪)、そして江戸へと船で運ばれ、江戸の人の舌をとらえたと伝えられています。残念ながらこれ以前の文献が残っていませんので、明暦三(1657)年を創業としています。おかげさまで、平成19(2007)年で350周年を迎えました。

ところで銘柄の「富翁」ですが、十代目北川三右衛門が中国の文献より「富此翁」という表現を見つけこの言葉から「富翁」を酒銘と致しました。明治の頃は「富翁」と書いて「ふうおう」と読んでいたそうですが、昭和になってから「とみおう」と読むようになりました。

ちなみに、「富此翁」の“富”は貧富を表しているのではなく精神的な豊かさを言い、「心の豊かな人は晩年になって幸せになる」という意味です。「富翁」には『飲む人の心まで豊かになるような酒を造りたい』、そんな思いが込められています。

田植え

初夏のこの季節は日本酒の仕込みは行っておりませんが色々やることはあります。お酒にとって非常に重要なお米。お世話になっている農園さんまで社内から田植えのお手伝いに行ってきました。お米を作る大変さを体験することで、酒を大事にするよう再認識しております。

他には厳冬期の酒造りに向けて道具の整備を行います。また、日本酒以外の本格米焼酎「はんなり」や、「はんなり」がベースの和リキュール「はんなり京梅酒」の仕込みを真夏に向けて行って参ります。「富翁」共々ご愛飲下さい。


→(株)北川本家ホームページはコチラ
 


清酒
・北海道  高砂酒造(株)
・秋田 秋田銘醸(株)
・秋田 小玉醸造(株)
・秋田 齋彌酒造店
・山形 (株)渡會本店
・宮城 宮城ふるさと酒造(株)
・福島 花春酒造(株)
・栃木 (株)井上清吉商店
・千葉 (資)寒菊銘醸
・東京 田村酒造場
・東京 中村酒造
・東京 (有)中島酒造場
・東京 小山酒造(株)
・東京 小澤酒造(株)
・東京 石川酒造(株)
・東京 豊島屋酒造(株)
・新潟 白龍酒造(株)
・新潟 菊水酒造(株)
・新潟 大洋酒造(株)
・新潟 妙高酒造(株)
・新潟 (株)越後酒造場
・長野 (株)仙醸
・長野 七笑酒造(株)
・富山 銀盤酒造(株)
・富山  皇国晴酒造(株)
・石川 鹿野酒造(株)
・福井 (株)吉田金右衛門商店
・岐阜 菊川(株)
・岐阜 (株)林本店
・三重 (株)宮崎本店
・京都 (株)山本本家
・京都 (株)北川本家
・兵庫 木村酒造(株)
・徳島 三芳菊酒造(株)
・愛媛 栄光酒造(株)
・愛媛 (株)八木酒造部
・高知 酔鯨酒造(株)
・熊本 瑞鷹(株)
・福岡 目野酒造(株)


焼酎・ラム
・大分 老松酒造(株)
・佐賀 (資)光武酒造場
・熊本 常楽酒造(株)
・長崎 (有)山の守酒造場
・宮崎 (株)井上酒造
・鹿児島 小正醸造(株)
・鹿児島 山元酒造(株)
・鹿児島 さつま無双(株)
・鹿児島 濱田酒造(株)
・沖縄 (有)比嘉酒造
・沖縄 (株)多良川
・沖縄 (株)比嘉酒造
・沖縄 (有)山川酒造
・沖縄 (名)新里酒造
・沖縄 (株)グレイスラム

ワイン
・山梨 蒼龍葡萄酒(株)
・山梨 (株)山梨ワイン醸造
・山梨 麻屋葡萄酒(株)
・山梨 まるき葡萄酒(株)




コンタツ株式会社のホームページはコチラ
Copyright(C)2008 KONTATSU.Co.,Ltd.All Rights Reserved
since 2008-05-01
お問合せ:info@kontatsu.co.jp