2009.3.2 「新酒の誕生」
毎度弊社「宮の雪」をご愛飲頂き誠にありがとうございます。宮ア本店の駒アでございます。今回の蔵元紀行では新酒誕生の様子をご覧頂きたいと思います。
まずは近況ですが、弊社では3月上旬ともなりますと大吟醸の仕込みも終了し蔵も落ち着いた状況となっております。下の写真は1月下旬に行いました大吟醸の「しぼり」の様子です。圧搾機などに頼らず自然の力で丁寧に濾過してできた新酒の誕生です。
ゆっくりと時間を掛けて醗酵した"もろみ"を酒袋へ流し込みます。

圧搾機などに頼らず自然の力で丁寧に搾ります。"しずくどり"と言われる作業、一般的には"しぼり"工程になります。自然に滴り落ちる新酒は米のとぎ汁のようなうす濁りの状態で、ここで新酒の誕生となります。
この後、貯蔵樽(貯蔵タンク)にて濁りを沈殿させていき、出荷までの工程を経ていきます。お客様のもとへお届けできる日はまだまだ先ですが、蔵人一同お客様に喜んで頂けるよう酒づくりに励んでまいります。今後とも弊社「宮の雪」をよろしくお願い申し上げます。
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