2008.8.25 夢の香

4月に種をまき、5月に田植えをし、梅雨を越え30度を越える暑い夏を過ぎてようやく稲穂に実が入る時期を迎えております。
米どころ会津は四方を山々に囲まれた盆地です。冬は寒く雪も積もります。そして夏は35〜36度まで気温も上がります。こんな四季の変化の大きさがはっきりしているからこそ良い米ができるのです。

そして清らかな水。そんな水を吸って育てられた米がやがて酒を仕込む原料となり、又新たな水と調和しておいしい酒に生まれ変わろうとしております。
今はまだ緑色の、じっとこらえて風にふかれ実をふくらませながら黄金色になる時を指折り数えて待っています。

稲刈りは9月下旬から10月上旬。台風等で倒れないよう重たくなる稲穂は収穫され、冬にはおいしい「花春」に生まれ変わる日を楽しみにしております。
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