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新潟 白龍酒造(株)

 

2009.3.6 鑑評会出品酒の袋しぼり


今年は全国的に稀にみる暖冬でしたね。当地・阿賀野市の風景もいつもの冬とは違い、休閑中の田んぼや山々を覆っている雪の量が少なく、何か物足りない印象。しかし除雪、雪かきなどの苦労は少なく、過ごしやすい冬ではありました・・・。

さて、蔵での酒造りのシーズンもそろそろ終盤にさしかかっていますが、今回は、蔵人達にとって大変重要な作業があり、その様子をお伝えしたいと思います。それは“春の鑑評会出品用大吟醸の袋しぼり”です。通常の上槽(清酒もろみを搾り、酒(液体)と酒粕(固体)に分けること)は大型の圧搾機によって圧力をかけ、白濁した状態から酒を搾り出すわけですが、この袋しぼりは「酒袋」と呼ばれるものに清酒もろみを流しこみ、強い圧力をかけること無く、自然に酒が滴り落ちるのを待つという方法です。これは大型圧搾機による上槽に比べ、人手と時間の掛かる方法ではありますが、これにより穏やかでまろやかな酒を採ることができます。





特に今回は、春の全国新酒鑑評会への出品酒の袋しぼりとあって、蔵人たちもいつも以上に神経が張りつめていた様子。原料米の精米から仕込み、搾りと、蔵人たちが一丸となって丁寧に丁寧につくり上げたこの酒。鑑評会での吉報をただただ願うばかりです・・・。

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2009.1.20  冬の蔵元のご紹介


寒中お見舞い申し上げます。旧年中はご愛顧いただき誠にありがとうございました。本年もよろしくお願いいたします。

さて、今年の新潟の冬は積雪量が少なく寒さも緩いかなというかんじです。営業担当としては一番の書き入れ時の12月が過ぎ、年始のご挨拶廻りもひと段落といった感じですが、製造担当にとっては今が寒造りの最盛期真っ只中。皆さまに愛され続ける酒造りをめざして日々蔵人たちはがんばっております。

 
蒸米、麹室で蒸米をさばく様子

そして、阿賀野市の冬の風物詩と言えば、「白鳥」です。当社から車で2〜3分のところには、昨年10月にラムサール条約の登録湿地に認定された「瓢湖」があり、シベリアからはるばる飛来してきた白鳥などの水鳥たちがのんびりと過ごしております。(写真撮影時は白鳥の姿もまばらでしたが・・・。)


阿賀野市の観光スポット・瓢湖


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  2008.8.27 とれたて新米の新酒!


夏の暑さがまだまだ続く日々。こちら新潟・阿賀野市は暑さのピークも過ぎ、日によっては朝晩、肌寒く感じるときさえあります。又、当社が蔵を構える旧・水原町でも夏のイベント「水原まつり」が昨日の打ち上げ花火をもって終了。新潟県内各地の夏まつりが終わっていくといよいよ「秋」の訪れをしみじみ感じることとなります・・・。


前回の蔵元紀行でご紹介した「五頭山麓の田園風景」も、田植え後の水の張られた状態でしたが、今では稲穂もしっかり実り、品種によっては黄金色に色づき頭を垂れ始めているものもあります。また、トンボもあちこちで飛びはじめのどかな光景が広がっています・・・。しかし兼業農家の当社従業員によると稲刈り時期はもう少し先とのことです。





又、来月には県内の採れたての新米をいち早く仕入れ、毎年好評いただいております「純米にごり酒 ぼたん雪」と「吟醸新酒生原酒しぼりたて」の2アイテムの新米新酒の仕込みが早くも始まります。順調に造りがすすめば10月下旬には発売できる見込みです。米どころ新潟の新米100%で醸した新酒が早くも10月にはお楽しみいただけることとなります。

10月中にその年の新米新酒を発売する蔵元は新潟県内では少ないのではないでしょうか。今シーズン最初に出来上がる新酒、一人でも多くの方々にご賞味いただきたいと思っております。

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  2008.5.30 蔵元のご紹介



第一回目ということで、私たち白龍酒造のはじまり、そして地元・阿賀野市のご紹介をいたします。

まずは蔵元のはじまりのお話。当社は江戸時代の天保10年(1839年)。越後の酒造業は地主の開業が多い中、当社は回船問屋から分家して開業したということです。江戸〜明治時代にかけては主に北前船での北海道への出荷が多く、船便の安全を祈願して海の神様の“龍”から「白龍」の銘柄名が生まれました。

五頭山麓(五頭山麓の田園風景)

次に蔵元のある阿賀野市のご紹介。全国でも有数の穀倉地帯・越後平野のほぼ中央に位置する当市。平成16年4月に2町2村(水原町、安田町、京ヶ瀬村、笹神村)が合併して誕生した新しい市です。市の南側には雄大な流れを誇る阿賀野川が流れ、東側には標高1,000m級の山々が連なる五頭連峰がそびえています。

また、山々の麓には出湯、村杉、今板の三つの温泉から成る“五頭温泉郷”もあり、「山あり川あり温泉あり」と自然環境はバツグンののどかな町です。また、蔵元から車で3分ほどの所には白鳥の飛来地として有名な「瓢湖」があります。冬になるとクルマの運転中などに白鳥たちが群れをなして悠々と飛んでいる姿を眺めることができ、冬の風物詩となっています。


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清酒
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・富山  皇国晴酒造(株)
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・沖縄 (株)比嘉酒造
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