TOPページふるさと蔵元紀行ワインまるき葡萄酒(株)


山梨 まるき葡萄酒(株)

 

2010.11.20    『新酒の季節です』


すっかり秋らしくなってきました。というより、もう冬ですか?という位寒くなってきました。ワイナリーから見渡す山々の頂も、時々白くなっており、澄んだ空気が寒さを一層強く感じさせてくれます。

そんな11月は新酒が出揃う季節です。11月3日は山梨の「甲州」と「ベリーA」の新酒解禁日。11月6、7日は「ワインツーリズム2010」が行われ、たくさんのお客様に新酒ワインを飲んでもらう機会となりました。まるき葡萄酒では、ワイナリー売店2階に特設の試飲会場を設け、今年の新酒5種類を用意しました。





一番人気は赤ワインの新酒「ベリーA2010」。「甲州」や「ベリーA」は普段のお食事と一緒にお召し上がりいただきたいワインです。次に人気のあったにごりタイプの甘口ワインは、これからの季節クリスマスパーティー等みんなで集まる時にも活躍しそうな華やかなワインです。今年の葡萄はどうだったのかな?ワインは?と楽しみながら皆様に飲んでいただければとても嬉しいです。


→まるき葡萄酒(株)ホームページ

 
 

2010.10.20 いよいよ収穫!!    

あの驚くほど暑かった夏が過ぎ、いよいよ収穫の秋がやってきました。収穫された葡萄が運び込まれて来て、仕込み作業が始まると、除梗・破砕の機械音と葡萄の香りが事務所の中まで広がってきます。


△ ぶどうが運ばれてきます。


△ 収穫したぶどうを除梗・破砕機に入れて、くきを取り除きます。


△ 甲州ぶどうの果汁を絞っているところです

自園の葡萄の収穫は、カベルネ・ソーヴィニヨン(赤ワイン用の葡萄です)を残すのみとなりました。


△ ベリーA収穫中の畑
収穫は早朝から作業を始めます。気温が上がると、葡萄は活動を開始します。その前に収穫してしまえば、栄養をたっぷり蓄えて凝縮感のある状態で葡萄を収穫できるのだそうです。
「甲州」と「ベリーA」の新酒は11/3解禁。今年のワインはどんな出来なのか、ドキドキ、ワクワクの季節でもあります。

→まるき葡萄酒(株)ホームページ

 
 

2010.07.15   日本最古のワイナリー

蔵元自己紹介
こんにちは、まるき葡萄酒です。蔵元紀行3年目になりました!今年もどうぞよろしくお願いします。弊社は、ぶどうの産地「勝沼町」の丘陵地に建っています。勝沼町のシンボルにもなっている「土屋龍憲」が1891年に創業した、現存する日本最古のワイナリーです。
1972年に現在の丘陵地へ移転、南アルプスを眺めたり甲府盆地を見渡せたり、とても景色が良いので、是非ワイナリーへ遊びにいらしてくださいね。中央自動車道「勝沼IC」から車で3分ほどです。



葡萄畑の様子
今年は3月上旬から中旬にかけて非常に暖かい日が続いて、例年よりも葡萄樹の動き出しが早まり、水揚げ(樹の切り口や枝の先端から樹液が滲み出ること)も早かったです。
葡萄の芽の膨らみも早く、萌芽も早まるかと思いきや、3月下旬くらいから北からの寒気が降りてくる機会が多くなり、真冬に戻ったかの様な寒い日が続き、今度は萌芽のタイミングが遅まりました。

4月中も寒さが続き、無事に萌芽はしたものの霜害の恐れにヒヤヒヤしながらの日が続きました。例年よりも10〜14日ほど動き出しが遅れた葡萄たちも、5月に入り天候が暖かく安定してからは、遅れを取り戻そうとするように葉を広げ伸び始めていきました。しかしまだ若干の成育の遅れは残っていて、例年だと5月下旬頃には開花を始める自園のマスカットベリーAや甲州は6月に入ってからの開花となり、カベルネ・ソーヴィニョンもそれに何日か遅れて開花しました。

6月18日現在、マスカットベリーAと甲州は共に開花を終え結実から徐々に肥大し始め、カベルネ・ソーヴィニョンも開花のピークが過ぎ徐々に結実し始めています。


甲州


マスカットベリーA


カベルネ・ソーヴィニョン

マスカットベリーAはベリーとマスカット・ハンブルグの交配品種で川上善兵衛によって作られた日本の固有品種。日本伝統的な棚仕立てで栽培。甲州種は原産地をカスピ海周辺とする欧州系の葡萄で今から1200年ほど前に日本に伝わり、甲府盆地に定着したと言われています。こちらも棚仕立てで栽培。
カベルネ・ソーヴィニョンはフランスを原産とする醸造用品種。木杭ではなく鉄パイプですが、垣根仕立てにして栽培しています。光の当り方についての工夫ですが、各葡萄共に結実した後くらいに房の周りの葉っぱを2〜3枚くらい除葉しています。

→まるき葡萄酒(株)ホームページ

 
 

2009.10.6   「シーズン真っ只中!」


ぶどうが実りの時期を迎え、自社畑でも収穫が始まりました。数種類を栽培していますが、まずはマスカットベリーAを収穫しました。



ぶどうの収穫の時期、それはワインの仕込みの時期の到来です。
収穫したぶどうを入れたカゴが次々と破砕場に運び込まれ、山積みになります。



仕込みの作業としては、ぶどうを破砕し、(白ワインの場合はその後果汁を絞ってから)タンクに移され発酵の工程へと進みます。

▽ 破砕作業


▽ 破砕されたぶどうの実(この後タンクへ送られて発酵工程に)


▽ タンクでの発酵が一段落し、プレス機で搾られた赤ワイン


前回の蔵元紀行では、栽培担当者へのインタビューで「決して良いとはいえないヴィンテージになりそうです。」なんて言葉も出たのですが、その後収穫の時期になって雨がほとんどなかったおかげで、実際にはこれまでのところ、昨年よりも糖度の高い良質のぶどうが収穫できています。
すでに発売されている、新酒のデラウェアにごりと巨峰にごりも甘くておいしいワインに出来上がりました。11月3日には「甲州」と「マスカットベリーA」の新酒が発売予定です。




→まるき葡萄酒(株)ホームページ

 

 

2009.8.11   「今年の葡萄は?」


「今年は変な天気だね。」と毎年言っているような気がしますが、この夏も豪雨のニュースが多いですね。ここ勝沼では、それほど長い時間降り続くことはないのですが、スコールのように短時間で強い雨が降ることが多いです。まるで南国のようです。




さて、今回の蔵元紀行のテーマは「夏だより」ということで、ワイナリーの畑の様子をお伝えします。早速畑へ行って栽培担当者のIさんにインタビューです!

「お疲れ様です!暑いですねー。今年の葡萄はどうですか?」

Iさん「今年は5月のGW頃までは天候が良かったのですが、ちょうど5月下旬以降の開花期、例年以上に気温の低温状態が続くなどして「花ぶるい」が起こりました。」

「花ぶるい、ってどんな状態ですか?」

Iさん「果房に付く果粒が極端に少なくなることです。」

「一房当たりのぶどう粒の数が少ないってことですね。なんだか寂しいですね。その後の成長はどうですか?」

Iさん「梅雨に入って雨が少ないと思いきや曇りの日が多く、一方で雨の多かった昨年並みに病気も発生するなど、決して良いとはいえないヴィンテージになりそうです。」

「それは大変!で、どんな対策を打っているんですか?」

Iさん「まるきの畑では、比較的低濃度の農薬を、天候を見ながらこまめに撒布するなど、少しでも良い結果が得られるよう努力しています。お盆を直前にまだ良くない天候が続く中、天候回復を祈り、少しでも巻き返しを図って良い葡萄からワインを造れるよう仕事に取り組んでいる最中です。」

「手を掛けてやるってことですね。収穫まで気の抜けない日々が続きますが、体に気をつけて良い葡萄が収穫出来るように頑張ってください!」

Iさん「了解!!」

色付き始めた葡萄もあります)


(甲州ぶどうの棚の下、涼しげです!)


→まるき葡萄酒(株)ホームページ

 

 

2009.6.23   「まるき葡萄酒の自己紹介」


まるき葡萄酒は、山梨県甲州市勝沼町でワインを造って118年、現存する日本最古のワイナリーです。フランスへ留学した「土屋龍憲」を中心にして、1891年(明治24年)当ワイナリーの前身である「マルキ葡萄酒」を設立しました。現在は醸造所を移転し、甲府盆地と南アルプスを一望できる丘陵地にてワイン造りを続けています。

ワイナリーには売店が併設されており、試飲をしながらワインをお買い求め頂けます。そのワイナリー売店の入口には、毎年ツバメが巣をつくり、子育てをしています。今年も無事に5羽が巣立っていきました。



「葡萄畑の様子」

梅雨に入り雨が降る日もありますが、晴れると太陽が眩しく、外にいるだけで汗が出てきます。甲州ぶどうの棚の下に入ってみると、少しひんやりします。・・・でもやっぱり暑いです!



[甲州ぶどうの棚畑]

既にぶどうは房に実の形を見せ始め、これからの成長が楽しみ。今年も良いぶどうが収穫できるように、そして美味しいワインを皆様にお届けできるように頑張ります!

[甲州ぶどう]



→まるき葡萄酒(株)ホームページ

 

清酒
・北海道  高砂酒造(株)
・秋田 秋田銘醸(株)
・秋田 小玉醸造(株)
・秋田 齋彌酒造店
・山形 (株)渡會本店
・宮城 宮城ふるさと酒造(株)
・福島 人気酒造(株)
・福島 花春酒造(株)
・栃木 (株)井上清吉商店
・千葉 藤平酒造(資)
・千葉 (資)寒菊銘醸
・東京 豊島屋酒造(株)
・東京 田村酒造場
・東京 中村酒造
・東京 (有)中島酒造場
・東京 小山酒造(株)
・東京 小澤酒造(株)
・東京 石川酒造(株)
・新潟 (株)武蔵野酒造
・新潟 白龍酒造(株)
・新潟 菊水酒造(株)
・新潟 大洋酒造(株)
・新潟 妙高酒造(株)
・新潟 (株)越後酒造場
・長野 (株)酒千蔵野
・長野 (株)仙醸
・長野 七笑酒造(株)
・富山 銀盤酒造(株)
・富山 皇国晴酒造(株)
・石川 鹿野酒造(株)
・福井 田嶋酒造(株)
・福井 (株)吉田金右衛門商店
・岐阜 菊川(株)
・岐阜 (株)林本店
・三重 (株)宮崎本店
・京都 (株)山本本家
・京都 (株)北川本家
・兵庫 木村酒造(株)
・広島 賀茂鶴酒造(株)
・岡山 宮下酒造(株)
・香川 川鶴酒造(株)
・徳島 三芳菊酒造(株)
・愛媛 栄光酒造(株)
・愛媛 (株)八木酒造部
・高知 酔鯨酒造(株)
・熊本 瑞鷹(株)
・福岡 目野酒造(株)


焼酎・ラム
・大分 老松酒造(株)
・佐賀 (資)光武酒造場
・熊本 常楽酒造(株)
・長崎 (有)山の守酒造場
・宮崎 (株)井上酒造
・鹿児島 小正醸造(株)
・鹿児島 山元酒造(株)
・鹿児島 さつま無双(株)
・鹿児島 濱田酒造(株)
・鹿児島 大口酒造(株)
・鹿児島 岩川醸造(株)
・沖縄 (有)比嘉酒造
・沖縄 (株)多良川
・沖縄 (株)比嘉酒造
・沖縄 (有)山川酒造
・沖縄 (名)新里酒造
・沖縄 (株)グレイスラム

ワイン
・山梨 蒼龍葡萄酒(株)
・山梨 (株)山梨ワイン醸造
・山梨 麻屋葡萄酒(株)
・山梨 まるき葡萄酒(株)
・山梨 (株)ルミエール
・山梨 中央葡萄酒(株)




コンタツ株式会社のホームページはコチラ
Copyright(C)2008 KONTATSU.Co.,Ltd.All Rights Reserved
since 2008-05-01
お問合せ:info@kontatsu.co.jp