新潟　妙高酒造（株）

2010.6.21　　妙高酒造　水・米・技!!

創業は文化12年（1815年）10月。
越後富士と呼ばれる標高2,454ｍの妙高山の裾野に広がる頚城平野。
春は桜、夏は蓮、秋は紅葉、冬は雪景色と四季のはっきりとした自然豊かな里、南越後上越市高田で酒造りをしています。
日本酒造りの伝統を守りつつ新しい技術を融合させ、品格と香味に絶妙なバランスを保たせながら、新しい日本酒開発に挑戦しています。
精米から品温管理、出荷に至るまで一貫して自社で行っています。

水・米・技･･･

酒造りの大きな要素である仕込水には特に神経を使っています。
蔵内に豊富な地下水もありますが、あえて超軟水の妙高山系の伏流水を使用しています。
お酒を口に含んだときの、やわらかな甘味はここから生まれます。

当蔵は、杜氏はじめ蔵人の多くが農家で米を作っていますので、酒米の扱いも分かり、それを生かす麹造りも徹底しています。
麹は酒造りの決め手です。味の根幹です。



そして、空調整備された蔵内で品質管理を徹底することにより「気品のある酒造り」を目指しています。

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2010.4.7　　深雪の里、熟成スタート！



雪中熟成酒について

今年の仕込みも無事終わりほっと一息ついているところです。

雪も予報より沢山降りました。

もう２０年も続いている雪中熟成酒“深雪の里”の埋め込みに

上越市安塚区の雪室に行って来ました。

十分な湿度も保たれているこの雪室に６月下旬まで、

静かにゆっくり熟成の眠りについています。

蔵人も米作りに戻って行きます。

そして秋の収穫後蔵に入って下さいます。

暫しの別れに妙高山で乾杯しました。

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2009.9.17　　今年のお米

今年の米造りは、梅雨明けもはっきりとないまま8月を経過したため、例年より日照不足の影響が見受けられます。

日照不足により光合成が出来ず、デンプン蓄積が少なくなり平年より米の千粒重が少ないく、粒が小さくなり、米のデンプンが少ない酒米は溶けやすくいつもの年以上に注意して酒造りをしていかなければなりません。



こういう状況の時こそ、温度管理の必要な蔵の設備や杜氏をはじめ蔵人の技能の高さが発揮されると思います。



逆境は最大のチャンスでもあります！！

今年も良質な美味しい日本酒造りに、蔵元一同精励して参ります。

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2009.6.8　　今年もよろしくお願いいたします！

ただ今南越後の酒米の状況は、田植え後の苗のぶんけつ期です。親株から子株になっています。あと一週間程しましたら、最高ぶんけつき期をむかえます。その後中干し、江たての作業になります。　











平成２０年度全国新酒鑑評会金賞受賞が発表になりました！　



地元上越の酒米”越淡麗”を使用した妙高酒造の日本酒が金賞を受賞しました。
全国新酒鑑評会では山田錦を使用した酒を出品する蔵がほとんど。その中で越淡麗を使用した酒を出品することは当蔵にとって一大チャレンジで勇気が必要でした。

しかし今回の受賞により上越の酒米越淡麗の価値が認められたとともに地元に新しい希望の光見出せる結果になりました。　
　　　
越淡麗とは・・・
新しい酒米の名称。新潟県は米、水、技の全てを新潟で完結させる「オール新潟」を目標として来ましたが、長年の努力により酒米のトップブランドである「山田錦」に匹敵する「越淡麗」が誕生しました。妙高酒造では今回、地元上越の契約農家で作った越淡麗を使い、丹精込めて日本酒造りを行いました。６月下旬発売予定です！

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