TOPページふるさと蔵元紀行清酒高砂酒造(株)


北海道 高砂酒造(株)

 

2011.1.12  「雪中貯蔵開始」

今年も例年同様、高砂酒造では、美瑛の丘で雪中貯蔵を行いました。

貯蔵日は12月20日、21日の2日間。
昨年もそうだったのですが、やはり温暖化の影響なのでしょうか、積雪が異常に少ないのです。5年前は、70cm以上の積雪がありましたが、今日は20〜30cm程度と半分以下。

敷地全部の雪を集めて、7kLの貯蔵タンク
3本がようやく埋まるほどでした。

2日間かけてほとんど手作業で
雪かき雪かけを行い、タンクの中に特別純米酒、特別本醸造酒をローリーから注ぎ、今年の春3月下旬まで約100日間、雪の中でゆっくりと熟成させていきます。

タンク内は氷点下2度で安定した熟成と封じ込めた旨味と風味が
酒の中にぎゅっと凝縮されていきます。地球規模でエコで自然な貯蔵方法です。









長い熟成期間を経て生まれ変わる清酒を是非、お楽しみに。

→高砂酒造(株)ホームページはコチラ

 
 

2010.6.21  高砂酒造STORY 北の国から。。。

一八九〇年、創業者・小檜山鉄三郎が福島県会津より渡道。札幌、旭川で雑穀を商い、一八九九年、小檜山酒造店創業しました。一九六五年(昭和四十年)に旭川市の石崎酒造鰍ニ合併し、現在の高砂酒造が誕生しました。



北海道のほぼ中央に位置するこの地は厳寒の地として知られ、その気候と大雪を生かした酒造りをしています。看板商品の「一夜雫」は、厳寒の地ならではの気候を生かし、アイスドーム(雪と氷で出来たかまくら)で、お酒を搾っています。また、「特別純米酒 雪中美人」などは、美瑛にタンクごと酒を雪の中に一〇〇日間貯蔵し、ゆっくりと熟成させる雪中貯蔵を行っています。これからも北海道でしか出来ない造りと味で皆様に美酒ご提供していきたいと思います。



また、現在、直売所となっている建物は、明治四十二年に建築した木造建造物で、旭川では景観賞、建築賞を受賞しています。通りをはさんで昭和四年竣工の工場は、旭川における初期鉄筋コンクリート造として現存し、全国でも三番目に古いコンクリート建造物。夏は涼しく、冬は一定の温度を保っているため、酒造りと貯蔵にはもってこいの環境です。

五月初旬、北海道では、本州より少し遅めの田植え準備が始まります。旭川の稲作は昭和二十四年から始まり、寒冷な地域で日照時間が少ない中、米の開発と改良を重ね、耐冷性と米の旨味を兼ね揃えた酒造好適米も完成しました。今回は純米酒の米でお世話になっている夢民村さんにお邪魔し、田植えの様子や米の状態などを聞いてきました。







この地は、土壌も良く温暖な地域で、酒造好適米はもちろんのこと、食米も数種類収穫しています。弊社がお願いしている米は北海道の酒造好適米の「吟風」。心白というデンプン質の部分が大きく、蛋白脂肪が少ないのが特徴で耐冷性もあるため、広く道内で作付けされています。今年は今のところ、順調で、天候も問題なくきていますが、昨年のように冷夏と雨が続くと厳しく、収穫量も減ってしまうとの話でした。





今年も元気で旨い米を収穫してもらい、冬には高砂で美味しい日本酒を醸造したいと思います。


→高砂酒造(株)ホームページはコチラ

 

 

2010.1.6  北の大地から 雪中貯蔵作業の様子


皆様、新年明けましておめでとう御座います。

本年も皆様に愛されるような酒造りに励んでまいりますので宜しくお願い申し上げます。

旭川では降り続く雪が街を覆い、氷点下の日々が続き、窓の外は銀世界と凍てつくような寒さで防寒もあまり役に
立ちそうもありません。

11月4日から始まりました寒仕込も順調に進み、蔵人達は工場中を忙しそうに駆け回り、初しぼりも12月初旬に無事終了しました。





そんな中、12月21日、毎年恒例の美瑛での雪中貯蔵作業を行いました。



気温こそマイナス6度とやや低めながら、天候は見事な冬晴れ(?)となり、 絶好な雪中貯蔵日和となりました。


雪中貯蔵とは、新酒を美瑛の岡に設置したタンクに入れてこのタンクごと 雪で覆い、貯蔵・熟成を行う方法で当社では1997年から開始しています。

温暖化の影響もあり、雪の量は年々減少し、今年も蔵置場はやや少ない 25〜30cmほどの積雪でしょうか。当社からは5名、札幌から応援で3名、 計8名で周辺から雪をかき集め、タンクを覆うように雪を飛ばし被せていきました。





2日間、約9時間かけて作り上げた雪山は5mほどの高さと20mほどの横幅となりました。



これから約100日間、ゆっくりとじっくりと寝かせ、3月下旬には旨味がたっぷり 詰まったまろやかな酒が出来上がることでしょう。美味しい酒に生まれ変わるように、 あとは美瑛の大地の懐にお任せいたします。

→高砂酒造(株)ホームページはコチラ

 

 

2009.6.11  高砂酒造ですっ!


明治32(1899)年、厳寒の地 旭川で創業。夏は30度、冬はマイナス20度にも達し、周辺を大雪山連峰に囲まれています。水はこの大雪山の伏流水を使用。市内には川が4本も流れ、質にも量にも恵まれ、酒造りに適しています。また弊社では、この厳しい寒さや雪を利用して雪中貯蔵や、雪氷室での搾り作業、氷雪での斗瓶囲いなど、「ここでしかできない」酒造りにも取り組んでいます。

昨今では、北海道の米も改良が進み、酒米や食米の質も向上しています。北海道産酒造好適米としては「吟風」、「彗星」2種類があり、ともに心白が大きく、吸水性に優れ、安定した収穫が可能です。数年前まで北海道と北海道以外の弊社の米の使用割合は7:3でしたが、現在は5:5まで上昇し、今後も積極的に取り入れて行きます。また、地元の農家とも提携、農業集団「夢民村」の吟風を使用した「風のささやき」、JAあさひかわ産吟風を使用した「純米大吟醸 あさひかわ」など、地米にこだわった酒の開発に力を注いでいます。

そんな中、毎年恒例となった蔵人たちの田植え作業に、気温も20度を越え始めた5月20日、夢民村にお邪魔しました。面積は僅かですが、蔵人4人、経理部から1人、営業部から1人の計6人で参加し、四苦八苦しながら手作業で吟風の田植えを数時間かけて行いました。夢民村の米の作付け面積は58ヘクタール、そのうち酒米の吟風は10ヘクタール程、約2週間かけて植えていくそうです。9月には稲刈りにも参加し、自らが植えた稲を刈りに行き、11月からの仕込みで益々美味しい酒造りに生かして参ります。











→高砂酒造(株)ホームページはコチラ

 




清酒
・北海道  高砂酒造(株)
・秋田 秋田銘醸(株)
・秋田 小玉醸造(株)
・秋田 齋彌酒造店
・山形 (株)渡會本店
・宮城 宮城ふるさと酒造(株)
・福島 人気酒造(株)
・福島 花春酒造(株)
・栃木 (株)井上清吉商店
・千葉 藤平酒造(資)
・千葉 (資)寒菊銘醸
・東京 豊島屋酒造(株)
・東京 田村酒造場
・東京 中村酒造
・東京 (有)中島酒造場
・東京 小山酒造(株)
・東京 小澤酒造(株)
・東京 石川酒造(株)
・新潟 (株)武蔵野酒造
・新潟 白龍酒造(株)
・新潟 菊水酒造(株)
・新潟 大洋酒造(株)
・新潟 妙高酒造(株)
・新潟 (株)越後酒造場
・長野 (株)酒千蔵野
・長野 (株)仙醸
・長野 七笑酒造(株)
・富山 銀盤酒造(株)
・富山  皇国晴酒造(株)
・石川 鹿野酒造(株)
・福井 田嶋酒造(株)
・福井 (株)吉田金右衛門商店
・岐阜 菊川(株)
・岐阜 (株)林本店
・三重 (株)宮崎本店
・京都 (株)山本本家
・京都 (株)北川本家
・兵庫 木村酒造(株)
・広島 賀茂鶴酒造(株)
・岡山 宮下酒造(株)
・香川 川鶴酒造(株)
・徳島 三芳菊酒造(株)
・愛媛 栄光酒造(株)
・愛媛 (株)八木酒造部
・高知 酔鯨酒造(株)
・熊本 瑞鷹(株)
・福岡 目野酒造(株)


焼酎・ラム
・大分 老松酒造(株)
・佐賀 (資)光武酒造場
・熊本 常楽酒造(株)
・長崎 (有)山の守酒造場
・宮崎 (株)井上酒造
・鹿児島 小正醸造(株)
・鹿児島 山元酒造(株)
・鹿児島 さつま無双(株)
・鹿児島 濱田酒造(株)
・鹿児島 大口酒造(株)
・鹿児島 岩川醸造(株)
・沖縄 (有)比嘉酒造
・沖縄 (株)多良川
・沖縄 (株)比嘉酒造
・沖縄 (有)山川酒造
・沖縄 (名)新里酒造
・沖縄 (株)グレイスラム

ワイン
・山梨 蒼龍葡萄酒(株)
・山梨 (株)山梨ワイン醸造
・山梨 麻屋葡萄酒(株)
・山梨 まるき葡萄酒(株)
・山梨 (株)ルミエール
・山梨 中央葡萄酒(株)




コンタツ株式会社のホームページはコチラ
Copyright(C)2008 KONTATSU.Co.,Ltd.All Rights Reserved
since 2008-05-01
お問合せ:info@kontatsu.co.jp