2009.9.25 「日本酒の仕込みに向けて準備真最中!」
ご覧頂きありがとうございます。清酒「富翁」(とみおう)醸造元の株式会社北川本家と申します。いつもありがとうございます。
日中はまだ暑いと感じる時もありますが、朝晩はかなり涼しくなってきて大分秋らしくなってまいりました。
当蔵でも、春先に米焼酎の仕込み、梅雨時期に梅酒の仕込みを終え、現在は日本酒の仕込みに向けて準備を行っているところです。
秋といえば収穫の秋。お酒に関して言えば、お米の収穫時期です。異常気象という言葉が最近聞かれますが、今年は冷夏だったこともあり、
お米の生育にも影響が出ています。西日本では、お盆以降気温も上がったので、晩稲(おくて)の品種は 大分持ち直してくれましたが、早稲の品種には影響が出ているようです。
日本で米のでき具合の話をする際は収穫量(作況指数)ですが、 酒造りにおいて大事なのは、お米の状況です。
同じ品種でも、毎年同じようなお米ができるわけではありませんので、お米を水につける時間、蒸す時間など、同じようにすれば同じお酒が
出来るわけではありません。 力作業部分はいくらか機械化された部分もありますが、 いまでも、杜氏と蔵人の熟練の技と経験と勘が今でも必要な部分です。
ということで、昨年に仕込み、暑い夏を涼しい蔵で過ごしてきた酒たちの代表として、9月9日(重陽の節句)の日を解禁に、「純米吟醸 しぼりたて」を発売しています。
純米吟醸ひやおろし
このお酒で寝かしたお酒をお楽しみいただいて、12月初旬に発売予定の新米新酒とお比べ頂くのはいかがでしょうか。
また、9月1日から、最初にお話ししていました梅酒の姉妹品で「リキュール 生姜梅酒」を発売致しました。これで、梅酒のシリーズも6種類となりました。これから冬にかけて体が冷える時期となりますが、体を温めるといわれている食材が入っているリキュール、生姜梅酒と八ツ橋梅酒のお湯割りはいかがでしょうか。
はんなり京梅酒
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