富山　皇国晴酒造（株）

2010.6.21

先日、ここ黒部市生地（いくじ）で、町をあげての「生地まちあるきフェスティバル」が開催されました。



天候が危ぶまれたものの、何とか日もさしておりましたが、ちょっと肌寒い感じでした。その分皆さんも一生懸命ウォーキングをされたのではないでしょうか。

当日ウォーキングではお約束のスタンプラリーを行い、当蔵ももちろんスタンプに協力させて頂きました。 蔵ではちょっとしたプチ見学と、お酒の即売会を催し、多くの人でにぎわいました。

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2010.1.18　　仕込みの様子　しぼりたては格別！
　

あけまして　おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

最近暖冬の年が続いており、ここ北陸は富山もずっと暖かい状態だったのですが、年末年始にかけてまさかの「雪」。



ここ黒部市生地は海辺の町なのであまり雪が降らないというのと、地下水が豊富なので降ったとしてもすぐに融けてしまうというので豪雪には最近縁がないんですが・・・

とにかく寒いです。。。こんなに寒いのは酒造りにはいいかもしれませんが、住んでいる者にとっては厳しいですね〜。

さて、今期の酒造りですが結構米が硬いと言われています。（昨年が柔らかすぎたので、その反動もあるのかもしれません）今は最盛期なので、越後杜氏が一生懸命酒を仕込んでいます。

特定名称酒は手作業が多く、このように米洗いも手作業。まことに大変です。



また、麹ももちろん手作業。当蔵では小さい育成箱（通称：蓋）とそれよりも大きめの育成箱（通称：箱）を用いています。ここで室温と湿度を調節しながら、コウジカビを元気よく生やしていきます。



プチプチと音を立てて発酵している酒母。小さなタンクで発酵させて約２週間くらいで、大きな容量のタンクへと引っ越しさせます。



しぼったばかりの酒は「青ざえ」た色、すなわち淡い薄黄緑色をしています。透明じゃないんですね。今年の酒は結構味が乗っているということですので、しぼりたて新酒も美味しいし、それ以外の火入れ用の酒も秋以降がすっごく楽しみです。。。。。

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2009.6.12

こんにちは、皇国晴酒造です。
もう新しいシリーズが始まるわけですね。
では最初のおさらい（自己紹介）から。

当蔵は富山県は黒部市の海の近くにあります（でもれっきとした黒部市）。
皆さんは「黒部」と聞かれると「黒部の太陽」っていう映画にもあるように、１００人中９９人が山奥のダムの近くを想像されるかもしれません。黒四ダムが有名なので、それも致し方ないですね〜。
実は黒部市の中の生地（いくじ）という小さな田舎町の中にあり、とても静かなところです。

　

ところで初夏といえば、仕込みが終わり、新酒の時期が終わり、ちょっとひと段落といったところであります。
しかし、またちょっとすると今年の秋の仕込み計画（これまた頭が痛い）があり、米の買い付けがあり、またバタバタしてくるので、酒の造りの面では今が一番の静けさかな〜と思っています。とは言え、酒の瓶詰めは季節に関わらずあるので、黙々と従業員は作業をしています。

何と３０年以上もだましだまし使っている洗瓶機。醸造機械って、おそらくですがどこの蔵元でも結構年数経っているものが多いと思われます。でも当蔵の機械って、本当にだましだまし使っていますね。
（ある意味機械業者泣かせですが）

そういえば、先日ＪＡの方から、種モミを水につけている写真が送られてきました。
本当ならば、田植えの写真の方が「絵」になるのですが、今回はこんなマニアックなものを掲載させていただきます。

あと数カ月するとかなり大きくなる稲（雄山錦：おやまにしき）です。楽しみにしたいと思います。

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