2010.10.01
「古酒のやまかわ」ここにあり!!
那覇空港から車で約2時間、沖縄本島北部、地図にはない古くからの呼び名「山原(やんばる)」。本部町・八重岳の豊かな自然に恵まれた満名川のほとりに、山川酒造があります。

古酒造りにこだわりをもち「古酒のやまかわ」と呼ばれ親しまれています。年数表示をしている酒は、すべて100%その年数以上の古酒。蔵では20年、30年、40年の古酒が熟成の時を刻み静かに眠っています。百年古酒を夢見て!当然良い古酒を造るためには、若い酒も良い酒でなければなりません。
やまかわの若い酒を飲んで頂くということ、古酒を貯蔵するというのは相反することかもしれませんが両方ともすごく大切なことと考えています。
ここ沖縄では、日本で唯一地上戦のあった場所。戦前、200年物の泡盛は希ではなかったと言われていますが、それらのほとんどは戦火で消失してしまいました。泡盛の古酒を貯蔵し育てることは、平和でなければできません。そういった意味では平和の酒といえるでしょう。
戦後すぐ本部の地で創業『1946年(昭和21年)』 「どんな時でもとにかく頑張って古酒=クースを寝かせておきなさい、いずれは古酒の時代になるから。 」という創業者 山川宗道 の言葉に込められた志を忘れることなく着実に「やまかわ」の古酒を造り、三代にわたって貯蔵を進め、次世代に引き継ごうとしています。弊社の年代物の古酒を どの時代にどなたが口にするのかと思うと、ロマンを感じずにはいられません。人生の記念日、うれしい時、楽しいときには祝い酒。つらい時には明日への糧の酒。山川酒造は少しでもお客様の幸せに貢献できる泡盛を造り続けていきたいと考えます。
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