2011.1.12 「雪中貯蔵開始」
今年も例年同様、高砂酒造では、美瑛の丘で雪中貯蔵を行いました。
貯蔵日は12月20日、21日の2日間。昨年もそうだったのですが、やはり温暖化の影響なのでしょうか、積雪が異常に少ないのです。5年前は、70cm以上の積雪がありましたが、今日は20〜30cm程度と半分以下。
敷地全部の雪を集めて、7kLの貯蔵タンク3本がようやく埋まるほどでした。
2日間かけてほとんど手作業で雪かき雪かけを行い、タンクの中に特別純米酒、特別本醸造酒をローリーから注ぎ、今年の春3月下旬まで約100日間、雪の中でゆっくりと熟成させていきます。
タンク内は氷点下2度で安定した熟成と封じ込めた旨味と風味が酒の中にぎゅっと凝縮されていきます。地球規模でエコで自然な貯蔵方法です。

長い熟成期間を経て生まれ変わる清酒を是非、お楽しみに。
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