2009.6.27
2009年も宜しくお願い申し上げます。
人も心、酒も心。宮ア本店です。
昨年に引き続き「ふるさと蔵元紀行」を担当させて頂くこととなりました宮ア本店の駒アと申します。本年も弊社について皆様に広く知って頂けるよう製造に関することや地元情報などもお届けできたらと考えております。
まずは宮ア本店の所在地「楠町」をご紹介いたします。名古屋から近鉄電車に揺られ40分ほど。鈴鹿川の鉄橋をわたれば、左手に工場煙突が見えてきます。そこが宮ア本店の所在する蔵元の街「楠」。楠は四日市市の繁華街と眼と鼻の先になりますが、のどかな風景が広がり山から下りる冷涼な空気が酒造りに適した土地をつくっています。酒蔵の数は昭和初期頃までは30〜40軒が存在したそうですが現在では弊社含め2件ほどとなっております。

株式会社宮ア本店は創業弘化3年(1846年)、創業以来「品質本位」を社是とし「酒米から引き出す、本来の酒の味」を追求して参りました。当社の代表作、清酒「宮の雪」は鈴鹿川のきめ細かな伏流水と地元産の良質酒造好適米を使用し、独自開発した純粋酵母と手造りの麹でじっくり醸した美酒です。この宮の雪の「宮」は宮ア家と伊勢神宮を、「雪」は純粋と酒米を示し、末永くお客様にご愛飲される商品として名付けられています。製品ラベルにも鳥居があしらわれています。
弊社 は1984年の出品以来、世界種類コンクール(モンドセレクション)に出品し、本年は新商品「純米吟醸宮の雪」他が最高金賞を受賞致しました。詳しい内容は当社HPをご覧ください。

最後になりますが、本紀行にて弊社のことが僅かでもご理解頂ければ幸いであります。今後とも「宮ア本店」をどうぞ宜しくお願い申し上げます。また弊社HPにて「社長の一言」を公開しております。最新情報ではヨーロッパでの展示会出展報告など興味深い記事が満載です。是非ご覧下さいませ。
→(株)宮ア本店ホームページはコチラ
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