ひやおろしってなぁに???

        ♪ある会社の上司と新入社員の会話です♪


新入社員: あの〜先輩 、「ひやおろし」って普通の新酒と何が違うのですか?


上司:厳寒に醸造したお酒をしぼって火入れをし、春から夏にかけて涼しいところで貯蔵熟成させ、秋、蔵の中と外の温度が同じになる頃、二度目の火入れをせずに、「冷や」のまま生詰めして出荷したものだよ。

その昔、「冷や」のまま貯蔵用の大桶から木樽に「移(おろ)して」樽詰めしたことから、このお酒は「冷移(ひやおろし)」と呼ばれ、秋の酒として珍重されてきたんだ。

豊穣の秋にふさわしい、旨みたっぷりの、まろやかでとろりとした円熟の味わいが魅力のひやおろし。
秋までの間の熟成によって酒の味わいがよくなることを「秋上がり」とも呼ぶんだ。 しぼりたての時には荒々しかった味わいが、秋口には丸みを帯びて調和し、飲み頃となるんだな。

新入社員:そっか〜秋の涼しくなる時期とともに、お酒は熟成され、調和のとれたまろやかな味わいになるんだ!普段飲んでいるお酒とはまた異なった味わいになっているんですね。秋だけにしか飲めないお酒ってなんかいいですねぇ。

上司:そのとぉぉ〜り。いつもそれぐらい機転がきくといいんだけどな。

新入社員:先輩ももっと人間的に熟成したほうがいいんじゃないですかぁ?


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